こんにちは。
EC物流代行サービス「ロジグロ」の中村です。
今日は「物流を外注するとコストは上がるのか?下がるのか?」というお話です。
物流を外部に委託すると「費用がかかりそう」「利益が減るのでは?」という印象を持つ方も多いのではないでしょうか。たしかに、外注すれば”物流コスト”は増えます。
しかしそれは、「人件費」や「管理コスト」と入れ替わる形で現れるだけなのです。
物流を外注する企業がやっていること
実際に物流外注をうまく活用している企業では、倉庫設備や管理体制など、物流に必要な投資を外部パートナーが担ってくれている分、その成果をアウトソーシング費用として支払っています。
一方で、自社で物流を運営する場合は、それらの投資をすべて自分たちでまかなう必要があります。
つまり、物流の効率化には何らかの投資が不可欠であり、外注=ただのコストではなく、「成果を含めて受け取る手段」として捉える視点が重要です。
“見えないコスト”が、数字で見えるようになる
自社運用では、社員の残業・教育・人材確保といったコストが”見えにくいまま積み重なる”傾向にあります。
一方、物流外注では「業務対価」という明確な支出に置き換わるため、“見えないコスト”を定量化できるという大きなメリットがあります。
つまり、物流外注は単なる“コスト追加”ではなく、「コストの見える化」と「業務のプロ化」に繋がる投資だということです。
変化に左右される、自社物流の限界
自社物流への投資を行い続けるということは、拡大・縮小など、事業の変化があるたびに、その都度、設備や人材に投資を続ける必要があります。
こうした変化に疲れて、物流外注を検討するタイミングになったとき、それまでの投資が無駄になってしまう…そんなケースも少なくありません。
本来、投資は倉庫やシステムなどのインフラではなく、売上を生む“商売”にこそ注ぎたいものですよね。物流外注は、そうした投資の優先順位を見直すひとつの手段でもあるのです。
物流、見直すタイミングかもしれません
「人が足りない」「在庫のズレが多い」「属人化が進んでいる」
そんなお悩みがあるなら、外注は単なるコストではなく、経営課題を根本から解決する手段になるかもしれません。
現場からは以上です(^^)
