こんにちは。
EC物流代行サービス「ロジグロ」の中村です。
今日は、
「物量が急増しても耐えられる物流とは何か?」
というテーマでお話します。
EC事業では、広告ヒット・モール施策・SNSバズなどによって、出荷量が一気に増える瞬間があります。
そのときに重要なのが、”普段100件の物流”ではなく、
「1,000件になっても崩れない物流」かどうかです。
物流が崩れる原因は「生産性を制限する工程」
物量増に耐えられる物流かどうか。
その判断ポイントは、
現場のどこかに”生産性の上限”を決める工程が存在していないかです。
例えば、
・特定スタッフしか対応できない
・教育に時間がかかる
・急な人員補強ができない
こうした属人的な現場は、正直かなり危険です。
実は”最新っぽい倉庫”にも落とし穴がある
本当に注意すべきなのは、「機械化しているから安心」と思ってしまうケースです。
物流業界では、
・生産性向上
・自動化
・省人化
をPRする倉庫が増えています。
見た目は非常に先進的です。
しかし実際には、中途半端な物流機器導入が”生産性の天井”を作っているケースがあります。
部分最適の物流機器は、逆に制約になる
例えば搬送コンベア
確かに便利ですが、コンベアには”搬送速度”という上限があります。
つまり、それ以上の生産性は物理的に出せません。
さらに問題なのが、機械+手作業を混在させている現場です。
「機械+手作業」はイレギュラーの温床になる
同じ工程を、
・一部は機械
・一部は人力
で運用している場合、現場には必ず”例外処理”が増えます。
すると、
・トラブル対応が増える
・生産性が安定しない
・予測ができない
結果として出荷遅延が起きるという状態になります。
本当に強い物流は「上限」が見えにくい
物量増に強い物流は、
・生産性が安定している
・イレギュラーが少ない
・人員補強しやすい
・工程全体が一貫設計されている
こうした特徴があります。
逆に、”部分的に最新機器だけ入っている物流”は、現場全体の思想が伴っていないケースも多く、急激な物量変化に耐えられません。
物流は「見た目」ではなく「設計」で見る
最新設備があるかではなく、
「どこに生産性の限界があるのか?」
この視点で見ることが重要です。
物流の本質は、設備そのものではなく”全体設計”にあります。
現場からは以上です(^^)