こんにちは。
EC物流代行サービス「ロジグロ」の中村です。
今日は「なぜ”安いだけ”の物流代行があなたの事業を蝕むのか」というお話を。
「物流代行って、なるべく安いほうがいいですよね?」
これは、多くの方が抱く素朴な感覚かもしれません。
企業努力の末に「安く・高品質」を実現している物流会社も存在します。
でも、注意が必要です。
“根拠のない安さを売りにする物流代行”が、世の中にはたくさん存在しているからです。
一見お得に見える“安さ”の正体とは?
①ノウハウを作るために「安く請ける」
モノが動いて初めて経験が積める物流の特性上、
最初の案件を取るためだけに安く受けるケースがあります。
②倉庫の空きスペースを埋めたいだけ
空きスペースの損失を埋めたいがための値引きで、御社の計画を見ていない可能性があります。
③下請け企業に丸投げ
実際のオペレーションは下請け任せ。品質や柔軟性は担保されにくくなります。
④他事業で利益を得ているから物流は二の次
システムやカスタマー対応が主収益源の場合、物流倉庫への投資が後回しになる傾向があります。
どれも共通しているのは、物流倉庫(中心拠点)を軽視しているという点です。
そうした倉庫に預けてしまうと、
・在庫の把握ができない
・急な出荷に対応できない
・事業計画に追いつかない
つまり、あなたのEC事業の成長を阻害する要因になるのです。
“安さの理由”に納得できますか?
安さの裏には、必ず理由があります。そしてその理由が、「長期的にEC事業の売上げ拡大を実現できるのか」を見極めることが重要です。
アポ打診や見積もり前に、ぜひ一度立ち止まって、その”安さ”の解像度を上げてみてください。
現場からは以上です(^^)
この記事の著者

エスグロー編集部
エスグローのブログ記事を制作している編集部です。15年以上のEC物流をサポートしてきた実績と豊富な知識をもとに、EC通販事業者様に役立つ情報をお届けしていきます。